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ノート術・記録

写真を自宅に飾ると、子供の自己肯定感が高まる話

こんにちは。“写真を貼る”ことが、子どもの成長にとって良い影響があることを御存じでしょうか?今回は、写真が子どもに与える影響についてご紹介します。

「ほめ写」とは

フジフィルム株式会社などがメインパートナーとなって行っている「ほめ写プロジェクト」という活動を御存じでしょうか?

「ほめ写」とは、子どもの写真プリントを家の中に飾り、それを見ながらほめてあげることで自己肯定感を高めようというもので、新しい子育て習慣があるそうです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000037115.html

その中で行われた実験で、「写真を飾っている家庭の子どもは、写真を飾っていない家庭の子どもよりも自己肯定感が高い結果となり、家庭での写真掲出の有無が自己肯定感の高低差に関係があることが分かった」そうです。

写真プリントを家に貼ってほめる「ほめ写」が子供に与えるメリット

●写真を飾っている家庭の子どもは、写真を飾っていない家庭の子どもよりも自己肯定感が高い。
●「ほめ写」を体験した子どもは、自分の写真を見た時の腹内側前頭前野がより活性化していた。
●「ほめ写」を体験した子どもは、脳の「空間認知的ワーキングメモリ(※)」がより活性化していた。
※空間認知的ワーキングメモリ:脳のメモ帳と言われており、入ってきた情報を脳内にメモ書きし、自分の持っている記憶・情報と統合・整理する役割を持っている

上記のように、写真プリントを家に貼ってほめる「ほめ写」を体験した子どもは、体験していない子どもよりも自己肯定感が高くなったり、「考える」「記憶する」など重要な働きを担う脳の「前頭前野」がより活性化するなどの結果が出たそうです。

人間にとって重要な働きを担う脳の「前頭前野」 とは?

人間の脳は、一つの塊ではなく違う機能を持つ複数の領域に分かれてます。その中で、「考える」「記憶する」「感情や行動をコントロールする」など、間にとって重要な働きを担う“脳の中の脳”とも呼ばれる重要な場所が「前頭前野」です。
逆に「前頭前野」が衰えると、もの忘れが増えたり、考えることができなくなったり、やる気の低下などにつながります。 「前頭前野」を鍛えて働きを良くすることで、仕事や日常生活にも良い影響を及ぼすことにつながります。

参照元:
https://www.active-brain-club.com/ecscripts/reqapp.dll?APPNAME=forward&PRGNAME=ab_brain_detail&ARGUMENTS=-A3,-A201812,-A20181221141722391,-A
http://www.bureau.tohoku.ac.jp/manabi/manabi17/mm17-45.html

「ほめ写」は、脳の中でも重要な「前頭前野」という部分を活性化させる結果が出たというのですから、驚きです。子どもにとって、より充実した社会活動を行うのに必要な、「考える」「記憶する」「アイデアを出す」「感情をコントロールする」「判断する」など能力に関わる「前頭前野」を活性化させることができるのですから、これを子育てに活用しない手はありません。

どんな写真を飾ればいいのか?

ではどんな写真を飾ると効果的なのかというと、以下のような写真を飾ると「自分はできる、がんばれる。」「自分は大切にされている」という感覚が高まるのだそうです。

・好きなことに夢中な表情
・一生懸命努力している姿
・家族で仲よく写った写真
http://homesha.fujifilm.com/about/

写真を飾ることで、子育てにも良い影響があるのですね!
例えば、撮った写真を手軽にプリントできる「チェキ」(Fujifilm)を使うことで、手軽に自宅に写真を飾ることができます。お子さんやご家族との写真を部屋に飾ってみてはいかがでしょうか?