Let's enjoy myself♪
人生100年時代を、より楽しく♪人生はちょっとした知識の積み重ねで大きく変わる。本や映画、健康・美容情報など、自分が知ってよかったイチオシ情報を発信♪
仕事・ビジネス

ベストセラー作家 木暮 太一さんの「自分を売り込む響く言葉の作り方」

今日は、累計150万部を超えるベストセラー作家/平均7万部を誇るヒットコンテンツメーカー/経済入門書作家、TVコメンテーター 木暮 太一(こぐれ たいち)さんの「自分を売り込む響く言葉の作り方」というマーケティングのセミナー内容 をご紹介します。

■そんなに知名度がない商品もヒットさせられる

まだ実績がない、浅い会社がどうやって世の中に広めていくか。そこで重要なのが「言葉」の力とのこと。
言葉やパッケージの作り方が大切と語る木暮さんですが、出した本がヒットするのは、「どうやって売ったら売れるかを知っているから」なのだそうです。

リクルート時代に、新規事業の作り方を教えてもらう部署に入り学んだことは「ビジネスは再現できなければ意味が無く再現性が必要」「じゃあどうすれば再現性が作れるのか?というと、ビジネスでは理由で説明できる部分を増やした方がよい」のだそうです。

■今後の社会ではどんな力が必要なのか?

1 編集力

編集力 = 自分がもっているものを相手がほしいものに変える力。

2 言語化

→ もっているものをを言語化すること。言葉でどう引き付けるか。

3 メディア出版

1、2が一番大切だが、編集力、言語化ができると出版に繋がりやすくなる。

■価値を伝える言葉の技術。 

言葉を考える時に、以下の4つを考えることが大切。

1 価値、2 信頼感、3 新しさ、4 納得感

→ とくに価値を伝えることが大切。(大切なのは、キャッチコピーではない。)

■ビジネスはTTPM

TTPとは「徹底的にパクる」の意味。うまくいっている人を真似しないといけない。
ただ、真似しているだけではだめ。パクって「磨く」(M)が大切。

メルカリがなぜここまで急成長したのか?それは、もともとその市場があったということ。ヤフオクで中古品を売る市場があって、それをメルカリが磨いたからできた。よくある会社の失敗としては、独自性を出そうとして、人がいない・マーケットがないところに参入しがち。まさかの開墾からのスタートでは時間がかかる。すでに畑のあるところからスタートの方が早い。

真似しただけではだめ。「磨く」とはどういうことか?

その前に、「皆さんの感情を出してもらう」というワークをしてもらいます。

みなさん最近感情を出したことありますか?自分が考えていることを言葉にすることが大切。

(焼肉、SNS、夏、映画、アメリカ、自分の仕事などの単語を見て、自分がそれを好きか嫌いか言う。)

ビジネスをするときには、自分が(その商品が好き!という)感情を出す。そうでないと売れないですよ。売れる人はテンションが高い!よいと思うものは良いという感情を出していきましょうよ。

 

まずは自分の仕事を売り込む時には、軸を作ること

自分の仕事を隣の人に説明してみてください。もし自分を高く買ってもらいたいならば、「いろいろやっています」じゃダメです。軸を作らないといけない。ある人から、「オリジナリティを出したければ、オリジン(起源)に戻りなさい。」と言われた。オリジナルを出そうとすると、つい枝葉のところに行きがちだが、実はオリジン(起源)に戻ることが大切。

売れる商品・売れない商品には理由がある

「手法・質・違い」ではなく、相手の「変化」を伝えることが大切。

× 手法を語る

× 商品の質を語る

×まず「違い」を語る。

自社の商品をアピールする時に、上記の内容を一番に伝えるのはNG。

日本の企業はよく技術や質を語るのが好き。でもこれだけ日本の技術力が高くても、台湾のメーカに負けたりする。他社との違いは大事だけど、その前に「価値」を伝えることが大事。

商品のベネフィットとは「変化」のこと

価値とは何か?「うちはこれができます。」「これを知ってます」ということを伝えても、相手は「だから何?」と思う。商品やサービスの価値を伝える時には、相手の変化にフォーカスしないといけない。「これを使うと、あなたこうなります」ということを伝える方が大事。それで売れたのがライザップ。

例えばフィットネス施設の場合、「プール完備」とか「●●がある」と言っても、お客さんは、「それで自分がどうなるのか?」が分からない。自分の商品やサービスが提供する「変化」は何かを考えること。

本を売る時でも、変化が明確になっている本は売れる。去年一番売れた本は?開脚の話。『どんなに体が硬い人でも開脚できるようになる本』。これは100万部売れた。変化が明確だったから売れた。変化を言葉にできるかが大切。リクルートのビジネスは変化をベースに考えている。

ビジネスの基本は「不」の解決すること。

相手(お客さん)が一人では達成できない「変化」、これをリクルートでは「不」と呼ぶ。「不満」、「不安」・・・など、リクルートではサービスを考える時に、お客さんの「不」を解決することをベースに考えていく。

いかがでしたでしょうか?
とても勉強になる内容でしたので共有させて頂きます。
ぜひみなさまのビジネスにもご活用いただけたらと思います!